　わけあって自宅のトイレをバリアフリー化するべく改装しました。業者さんと一緒に使う機器を選んでいたのですが、収納だけはなかなか良い物が見つかりません。既存のスペースに合わないとか、容量が足りないとか・・・・当然量産品と云われる物は規格品で有るわけですが、これだけ多くの機器が販売されておりながら、希望に合うものが手に入らない現実を知りました。　それならば自前で作ろうということになった訳です。
　造り付けのカウンター寸法に合わせ、入れるべき物の容量を考慮し、ピッタリと収まる収納の完成です。

　通常扉は”框組”と云う薄板をはめ込むタイプが多いかと思いますが、見た目が複雑でどうも好きになれません。そこで表は一枚板とし、裏側に反り止めの框を組んでいます。突き板を貼った人工的な訳でもなく、木の素材感が楽しめるスッキリとした印象です。